【漫画で学ぶ】日本人が間違いやすい英会話 第6話 「すみません」

【本日のテーマ】「すみません

日本語の「すみません」は、「失礼します」という意味と「ごめんなさい」と謝罪する意味の両方で使われています。ただし、日本語と同じ感覚でExcuse me.を使ってしまうと、状況によっては誤解されることもあるので、注意が必要です。
ではさっそく、ポイントをおさらいしましょう
日本人が間違えやすいポイント
Excuse me. I have to go to the airport. という英文を、日本人は「ごめんなさい。もう空港に行かなければなりません」と謝罪の意味で受け取ります。しかし、英語本来のニュアンスとしては「お先に失礼します。もう空港に行かなければなりません」という中座の挨拶になります。
一般的にExcuse me.と言ってその場を立ち去れば、「失礼します」の意味で取られることになります。 そのため、Excuse me, I’ll be back in a few minutes.という英文は「失礼しますが、数分で戻ります」という意味になるのです。謝罪の言葉としてexcuse meを使う場合は、後にきちんとした謝罪の言葉を続けるといいでしょう。
Oh, excuse me. I’m very sorry.と表現すれば、「ああ、すみません。本当に申し訳ありません」と謝罪の言葉として伝わります。
◆ここで小ワザTIPS!
ここで1つ、誰でもすぐに使える「英語の裏技」を紹介しましょう!
それは、ちょっとした時に”Oh(オー)”を入れること。
「え、それだけ?」と思うかもしれませんが、効果は絶大です。
人にぶつかった時、ただExcuse me.と言うだけでは「すみません」と冷たく聞こえますが、Oh, excuse me.と言うだけで「ああ、すみません」と心がこもった謝罪に聞こえます。
英語で何か言われてどう返事をすればいいかわからない時も、”Oh”と返事をしておけば日本語の「へえ」「ほう」「まあ」と同じように、相づちを打っているように聞こえます。ぜひ使ってみてください!
◆さらに応用TIPS!
”Oh”を付け加えることでフレーズのニュアンスが変わるように、ちょっとした相づちフレーズをはさむことで会話のテンポがよくなります。簡単に使える相づちフレーズをいくつかご紹介しましょう。
・納得の相づち
Uh-huh. / I see. / Got it.
なるほどね・同意を示す相づち
I know. / I agree.
そうですねExactly.
そのとおり・興味を示す相づち
Really? / Yeah?
そうなの?

Sounds fun!
それはいいね!

・驚きの相づち
Wow!
すごい!

No way!
まさか!

どれも短いフレーズですが、使うだけでこなれた会話に聞こえます。言葉につまったときにも役立ちますので、ぜひ覚えておきましょう!

漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド

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