【漫画で学ぶ】日本人が間違いやすい英会話 第12話「会社を出ました」

【本日のテーマ】「彼は会社を出ました

 今回は、定冠詞”the”の有無で大きく意味が変わるフレーズを使った事例です。さっそく、ポイントをおさらいしてみましょう。

◆日本人が間違えやすいポイント
外出中の同僚あての電話を受けた日本人は、「彼は会社を出ました」と言うつもりでHe left office. と伝えました。しかし、これを聞いた外国人はひどく驚いた様子です。一体なぜでしょうか。

officeは「会社、事務所」といった場所を表すだけでなく、「職、仕事、任務」という意味があります。leave officeは「退職する、辞任する」という意味なので、He left office.は「彼は退職しました」という意味で外国人に伝わってしまいました。

一方、leave the officeは「会社を出る」という意味です。the officeと冠詞をつけた表現では、会社という特定の場所を表します。つまり「彼は会社を出ました」は He left the office. が正しい表現となります。

Do you have time?時間はありますか?
Do you have the time?何時ですか?
も、theの有無で意味が変わるフレーズです。あわせて覚えておきましょう!

◆さらに応用TIPS!
不在を伝えるその他の表現をチェックしましょう。

He stepped out for a moment.
彼は少し席を外しております。

He’s not in the office today.
彼は本日出社しておりません。

He’s out of the office at the moment.
彼はただ今外出しております。

漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド

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