【漫画で学ぶ】日本人が間違いやすい英会話 第3話「トイレに行きたいのですが」

【本日のテーマ】「トイレに行きたいのですが

今回登場するのは、ごく一般的に使われる会話フレーズです。なじみが薄い表現に感じる人は、ぜひこの機会に学んでおきましょう。
ではさっそく、ポイントをおさらいしてみましょう。

日本人が間違えやすいポイント [1]
I have to go. は、I have to go to the restroom.を短くしたもの。

人前でrestroom(トイレ)という言葉を使うのを避け、I have to go.だけで「トイレに行きたいのですが」という意味になる決まり文句です。今回、I have to go.をただ「行かなきゃ」と言っているのだと誤解してしまったのが間違いポイント。このフレーズをそのまま直訳するとその訳にはなりますが、状況から「トイレに行きたいんだな」と察してあげるべきでした。
日本人が間違えやすいポイント [2]
今回はさらに、「電車に乗って!」と言うつもりで、間違えてGo in the train!(電車の中で!)と言ってしまいました。

外国人は、Go in the train!(電車の中で)と言われたので「電車の中でトイレに行ける(Go to the restroom in the train!)」と思ったはずですが、電車の中にトイレがないと言われ、慌てふためくことになったのです。「電車に乗って!」は、Get on the train!です。
go in(〜に入る)ではなくget on(乗る)を使いましょう。単語だけを見れば中学生レベルの簡単な英語でも、こうした表現は学校英語だけではなかなか学べません。日常生活で使える「生きた英語」はひとつひとつ習得していきましょう。
◆さらに応用TIPS!
トイレに行きたくなったときのために、使いやすいほかの表現もお伝えしましょう。May I be excused?

ちょっと失礼してよろしいでしょうか?I’ll be right back.
すぐに戻ってまいります。Could you tell me where the bathroom is?
お手洗いはどちらか教えていただけますか?Excuse me, but where’s the ladies’ / men’s room?
失礼ですが、お手洗いはどちらですか?restroomはお店、ホテル、駅など「公共施設のトイレ」、bathroomはおもに「自宅や他人の家のトイレ」を指すことが多いです。ladies’ room / men’s room「女性用トイレ/男性用トイレ」という表現もあります。

漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド

タグ: , ,