【漫画で学ぶ】日本人が間違いやすい英会話 第56話「勘定を払う」

【本日のテーマ】「勘定を払う」

今回は、tab という単語が聞き取れずに意味を誤解してしまった事例です。。さっそく、今回のポイントをおさらいしましょう。

◆日本人が間違えやすいポイント
友人とスポーツカフェで野球観戦を終えてお店を出ようとしたとき、外国人男性が Let me pick up the tab today. と言いました。日本人は tab[タブ]cab[キャブ]と聞き間違え、「今日は僕にタクシーを拾わせて」と言われたと誤解。「タクシーは必要ないよ」と見当はずれな返答をしてしまいます。

tab は口語で「勘定書、伝票」を指し、pick up the tab は「勘定を払う、費用を持つ」という意味のカジュアルな表現です。pick up は「拾い上げる、持ち上げる」といったイディオムなので、「勘定書を拾い上げる」→「勘定を払う」と考えると意味をとらえやすいでしょう。レストランやバーなどでの会計時によく使われる表現で、自分の分だけでなくほかの人の飲食代も支払うニュアンスになります。

会話例を確認しましょう。
<会話例1>
A: That was a delicious meal!
おいしい食事だった!
B: I’m glad you liked it. Let me pick up the tab.
気に入ってくれてうれしいな。僕が払うよ。

<会話例2>
A:  ABC wants you to visit their headquarters.
ABC社はあなたに本社を訪問してほしいって。
B: Sure, if they pick up the tab.
いいよ、もし彼らが費用を出すならね。

pick up the tab の言い換え表現に foot the bill があります。
foot は「足」という意味でおなじみの単語ですが、動詞で「(勘定を)支払う」という意味があることはあまり知られていないかもしれません。

<例文1>
Let me foot the bill this time.
今回は私に払わせて。
<例文2>
My company will foot the travel expenses to Seattle.
シアトルへの交通費は会社持ちだ。

といった表現になります。
pick up the tab と foot the bill は意味も表現のカジュアルさも同じなので、ぜひセットで覚えておきましょう。

◆さらに応用TIPS!
会計時に使うさまざまな英語表現をチェックしましょう。

●ツケにしてもらえますか? 次回払います
Could you put this on my tab?  I’ll pay for it next time.
*put … on someone’s tab で「~を(人の)ツケにしておく」。ツケでお願いしたいときはこんな風にたずねましょう。

●割り勘にしよう
Let’s split the bill.
*split は「分ける、分割する」、bill は「勘定書」。split the bill で「勘定書を分ける」→「割り勘にする」という意味に。

●おごるよ
It’s on me.
*It’s on me. は「私のおごりです」「おごるよ」という決まり文句です。

●では、お言葉に甘えて
Okay, if you insist.
*insist は「主張する、要求する」。If you insist.は「もしあなたが要求するなら」→「あなたがそう言うなら、お言葉に甘えて」という意味合いのフレーズです。「おごるよ」「私に払わせて」という相手の提案に応じるときはこんな風に返答してもいいでしょう。もちろんシンプルに Thank you (for your kindness). と感謝を伝えてもOKです。

 

漫画イラスト: トーマス・オン・デマンド

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