ゴロで覚えるTOEIC® TEST頻出単語 『nearly』

nearly

【ゴロ】ニヤリ、万馬券の予想がほぼ的中
【意味】【副】ほとんど、ほぼ
【発音】[nɪ́əʳli]
【例文】
Nearly 100 people attended the two-day conference.
100名近くが2日間の会議に出席しました。

TOEIC® L&R TEST対策ポイント
nearlyPart 27の設問や本文、選択肢で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。

行動や状態などが完全には終わっておらず、少し足りない状況を表します。
数値に対してnearlyを用いる場合、「ほぼ〜」「〜近く」と訳しますが、その数値よりもやや少ない状態を表します。
例えばnearly 100「100近く」は「100に少し足りない状態」を表すため、90から99ぐらいのイメージです。「101」のように基準の数値を上回ったりはしないことに注意しましょう。nearly five years「5年近く」なら、4年10か月のように、5年に少し足りない期間を指します。

動詞に対してnearlyを用いると、「もう少しで、危うく、かろうじて」といったニュアンスになります。
ビジネスでは ~ be nearly finished「〜はもうすぐ終わる」は非常によく使う言い回しで、TOEIC® L&R TESTでも次のようなやり取りでよくお目にかかります。

A: Is that program still be downloaded?
B: Yes, but it’s nearly finished.
A: まだあのプログラムはダウンロード中ですか?
B: はい、でももうすぐ終わります。

A: Is the project nearly finished?
B: Almost, essentially all that’s left to do is print out the report.
A: そのプロジェクトはもうすぐ終わりますか?
B: ほとんど終わっていて、基本的にすることの残りは報告書のプリントアウトだけです。

また、否定表現とともに用いたnot nearlyだと、「少しも〜ではない」→「到底〜ではない」「なかなか〜ではない」となります。

The yield for crop last year was not nearly as much as anticipated.
昨年の作物の収穫量は、予想からは程遠いものでした。

類語としてnearalmostなどが挙げられ、いずれも「ほぼ」と、基準に少し足りない状態を表す際に用いられます。

 

イラスト:堀道広

タグ: , ,