ゴロで覚えるTOEIC® TEST頻出単語 『vice』

vice

【ゴロ】倍数忘れた社長
【意味】【形】副の
【発音】[vaɪs]
【例文】
ABC said Edward Smith had been promoted to vice president.
ABC社によると、エドワード・スミスが副社長に昇進しました。。

TOEIC® L&R TEST対策ポイント
vicePart 27の設問や本文、選択肢で出てきます。TOEIC® L&R TESTスコア730点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。

viceは「〜の代理の」というラテン語由来の言葉で、前置詞の場合は「〜の代わりに、〜の後を継いで」、形容詞または接頭辞の場合は「副の」という意味になります。
本来、「副社長」はvice-presidentのようにハイフン付きの接頭辞を使って表しますが、ハイフンなしで使われることも増えています。

TOEIC® L&R TESTで最もよく用いられるのはvice president「副社長」など、役職としての「副」を表す用法です。あわせて、vice minister「副大臣」、vice mayor「副市長」、vice-chief of staff「副参謀長、参謀次長」などの役職名も覚えておきましょう。

役職が変わる場合、be promoted to vice presidentで「副社長に昇進させられる」→「副社長に昇進する」や、be made vice presidentで「副社長にさせられる」→「副社長になる」など、基本的に受動態で表現します。英語では受動態ですが、日本語にする場合「昇進した」のように表現した方が自然です。

同音異義語の名詞のviceは、「悪、非行、欠陥」といったネガティブな意味合いがあり、virtue and vice「美徳と悪徳」のように使われます。

ラテン語が由来の言い回しであるvice versaは「逆に、逆もまた同様、反対に」といった意味で、日常会話でも次のように使われます。

A: The planning meeting is today and the budget meeting is tomorrow, right?
B: No, it’s vice versa. The budget meeting is today.

A: 企画会議は今日で、予算会議は明日ですよね?
B: いえ、それは逆です。予算会議が今日です。

 

イラスト:堀道広

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