ゴロで覚えるTOEIC® TEST頻出単語 『degree』

degree

【ゴロ】で、グリース(油)はどの程度にしますか?
【意味】【名】程度、(温度計・角度の)度、学位
【発音】[dɪgríː]
【例文】
Ted was finally able to complete his master’s degree.
テッドはついに修士号を取ることができた。

TOEIC® L&R TEST対策ポイント
degreeはものの「度合い」や「レベル」を指すことから、温度計や経度・緯度などの「度」や、「学位」、「親等」、犯罪の「等級」など、さまざまなものの具体的数値や程度を表す際に用いられます。

特にPart 6、7の求人広告では、「学位」の意味で本文中によく出てきます。bachelor’s degree「学士号」や master’s degree「修士号」、doctor’s degree「博士号」はもちろん、bachelor’s/master’s degree in economics(経済学の学士号/修士号)、bachelor’s/master’s degree in journalism(ジャーナリズムの学位)など、より具体的な経歴を表す際に使われます。

「〜の学士号/修士号を取得する」なら動詞はget や earn、obtainを、「〜の学士号/修士号を持っている」ならば have や hold を使って表現します。
have a university degree in a relevant discipline「関連領域で学位を持つ」や、expert with a doctor’s degree in〜「〜の博士号を持つ専門家」などのフレーズもよく使われます。ちなみにアメリカでは、doctor’sよりdoctorate「博士号」をよく使います。

気温など具体的な数値を表す際は、It’s about minus 10 degrees.「マイナス10度くらいです」のように、複数形になることに注意してください。

「〜親等」を表す場合、「一親等の血族」であれば blood-relative in the first degreeです。

「程度」や「度合い」の意味では、to a certain degree「ある程度」や in some degree「いくらか、多少」、複数形のby degrees「次第に、徐々に」などの言い回しも覚えておきたいです。似た意味を持つ単語に、extent「程度、範囲」があります。

学位とあわせて、Ph.D.「博士号」やdiploma「卒業証書」などの関連表現も、再度確認しておきましょう。

イラスト:堀道広

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