ゴロで覚える頻出単語 『rather』

rather

【ゴロ】私のブラザーかなり年齢が上
【意味】【副】かなり、むしろ
【発音】[rǽðəʳ]
【例文】
Since receiving media attention, the architect has become rather famous.
メディア露出を受けたことで、その建築家は以前よりもかなり有名になりました。

TOEIC® L&R TEST対策ポイント
ratherはPart 2〜7の設問や本文で出てきます。TOEIC® L&R TESTススコア600点以上を目指すには、ぜひ覚えておきたい単語です。

ratherは形容詞などの品詞を修飾し、「かなり、だいぶ」と強調する意味合いを添えます。「とても」を意味する強調のreallyやveryは、単に程度が甚だしいことをいいますが、ratherには「想像以上に」というニュアンスがあり、想定を上回った際に用います。

例文
The interview was rather simple, so I’m sure I’ll pass it.
面接はかなり簡素なものだったので、合格したと思います。

また、「どちらかといえばむしろ~」という意味でも用いられます。こちらの意味は会話表現でよく使われます。

例文
A: What’s the theme of your blog?
B: It’s rather general. Just about anything that’s on my mind.
A: あなたのブログのテーマは何ですか?
B: どちらかというと一般的なことです。自分が気になっていることなら何でも。

A rather than B「BよりはむしろA」、would rather ~「どちらかと言えば〜したい」、would rather A than B「BよりはむしろAしたい」などのフレーズは、TOEIC® L&R TEST頻出表現です。何か二つの物事を比較する際によく用いられます。

例文
Edaneck Company hopes to hire someone with experience rather than a new graduate.
Edaneck社は新卒よりも、経験を持った人を雇用することを望んでいます。

I’d rather ~「どちらかと言えば〜したい」「(それよりは)〜したい」は、会話で非常によく使うフレーズです。人からの申し出を断り、それとは異なる要望を伝える際に便利な表現です。

例文
A: Do you want to take a break now?
B: No, I’d rather just go on with my work.
A: 休憩しますか?
B: いいえ、私は仕事を続けたいです。

Would you rather A or B?「AとBのどちらがいい?」 と疑問文にすれば、2つのうちのどちらがいいかを相手にたずねることができます。

例文
A: Would you rather have chicken or beef for lunch today?
B: Chicken, I guess.
A: 今日のランチは、ビーフとチキンのどちらのほうがいい?
B: チキンかな。

またActually, I’d rather ~ と言うと、「実は(本当のことを言えば)〜したいのですが」と、自分の本音を伝えることができます。実際の日常会話でネイティブがよく使う言い回しです。

例文
A: Is it all right if we just make a verbal contract?
B: Actually, I’d rather you put it in writing.
A: 口頭での契約だけで大丈夫ですか?
B: 実は、文書にしていただきたいです。

ratherは意思を伝える際に便利な言葉です。ビジネスシーンでもプライベートでもよく使いますから、ぜひ覚えておいてください。

イラスト:堀道広

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