関先生にお悩み相談 【9】数多くの問題をやるべき?ひとつの問題を反復すべき?問題集を使った効果的な学習法は?

TOEIC®の勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC®L&Rテスト対策コース」の人気講師でTOEIC®990点満点を持つ関正生先生が解決します!

本日のお悩み
模擬テストや問題集を使った学習法では、同じ問題を何度も繰り返しやるのと、たくさんの問題を広く浅くやるのとでは、どちらがよいですか?
(男性 40代後半 会社員 TOEIC®485点

関先生からのアドバイス
同じ問題集を何度も繰り返し解いて復習しましょう!

◆英語学習者の99%が復習不足
模擬テストや問題集は、同じ問題を何度も繰り返し解いて復習しましょう。
もちろん、いろいろな問題を何度も繰り返し解くのが理想です。ただし、いろいろな問題を広く浅くやる勉強法では、絶対に力がつきません。広く浅くしか勉強してこなかったために、2年間勉強してたった50点しかTOEIC®のスコアが上がらなかった、というケースを見たことがあります。

僕の印象では、英語学習者の99%が復習不足です。だいたいの人が、問題をサッと解いて、答え合わせをして、わからない単語をチェックして、そこでおしまい。ですが、英語はそれでは定着しません。

たとえば数学は、ひとつ理論が理解できると、みるみるうちにできるようになることもありますが、語学は何度も体にしみこませる必要があります。理論がわかっても、それが定着するかは別問題です。
これはスポーツと似ていますね。たとえば野球で「いい感触でスイングできた」という経験を何十回も繰り返さないと再現性がない。ですから英語学習も、たとえば音読であれば、同じ英文を最低でも30回は読まないと身につきません。
模擬試験なら、3セットを1回ずつやるよりも、1セットを3回やったほうが伸びます。

◆問題集選びは「相性」が大切
自分に合う問題集を見つける基準は、「相性」でいいと思います。口コミを気にしたり、解説の書き方などを細かく見る人もいるかもしれませんが、自分がどう使いやすいかが一番大切です。

問題集のボリューム(厚さ)も関係ありません。
「薄い問題集を繰り返すのがいい」と言われることもあるようですが、薄い問題集は解説が少なく、工夫もあまりないので、繰り返すのが苦痛になることがあります。逆に、厚い問題集でも、書き手に力量があり、あなたとの相性が合えば、どんどん解き進められます。おもしろい話はずっと聞いていられるのと一緒ですね。
「この人の書き方はおもしろい」「この人の書き方はなんか合わない」といった感覚は意外と大事です。

◆相性の合う1冊を見つけるまでは、問題集を変えて気分転換してもOK
問題集を一切変えてはいけないということはありません。
最低限の種類は必要ですし、問題集を変えることが気分転換になるメリットもあります。問題集に飽きてモチベーションが下がり、勉強しなくなるよりは、テンションを切り替えて勉強を続けたほうがいいですからね。
相性の合う問題集1冊が決まるまで浮気をするのはまったく構いません。でも、軸となる問題集を決めたら、それをひたすら繰り返しましょう

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