関先生にお悩み相談 【19】TOEIC® L&R TESTの学習をスピーキングに活かす方法はありますか?

TOEIC® L&R TESTの勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST990点満点を持つ関正生先生が解決します!

本日のお悩み
TOEIC® L&R TESTの学習をスピーキングに活かす方法を教えてください。やはりシャドーイングを重点的にやるべきでしょうか?
(男性 30代前半 自営業 TOEIC® L&R TEST 620点)

関先生からのアドバイス
シャドーイングはスピーキングの基礎。TOEIC® L&R TESTの学習で覚えた表現を活用して

◆シャドーイングを繰り返すと勝手に英語が出てくるようになる
TOEIC® L&R TESTの学習をスピーキングに“活かす”という意味では、シャドーイングは有効です。シャドーイングはスピーキングの基礎になりますから、シャドーイングを繰り返していると、ある程度勝手に英語が口をついて出てくるようになります
僕自身も、スピーキングの練習はほとんどしたことがありませんが、シャドーイングのおかげで、一定のレベルまではしゃべれるようになったと思います。

シャドーイングをどの程度やるべきかについては、「量×集中力」で決まります。たとえば僕は、「TOEIC® L&R TESTのリスニング問題を2,000問分完全にシャドーイングすれば、リスニングで満点が取れるようになる」と言っています。ただし、600問のシャドーイングで満点を取れた教え子も実際にいました。彼には幼少期からスポーツで鍛えた集中力があったからです。

とはいえ、集中力は急には伸ばせないので、まずはシャドーイングの量を増やしましょう。おそらく、必要な量として多くの学習者が想定しているのは、本当に必要な量と桁が1つ違うのではないかと思います。2,000問なんて少ないほうです。5,000問、10,000問が必要だと言う人もいます。その点は覚悟しておくべきです。

◆TOEIC® L&R TESTに出てくる表現を日常や仕事の会話で意識して使うように
また、TOEIC® L&R TESTの学習で覚えた表現を、スピーキングでも意識的に使うようにしてみましょう。たとえば、英語で何かしゃべりたいことがあるときに、「これはTOEIC® L&R TESTだったらなんて言うだろう」と考えて言葉を発するようにすれば、普段の英語学習を十分スピーキングに活かせます。TOEIC® L&R TESTに出てくる表現は、意外と日常や仕事のやり取りで使えますので、ぜひ試してみてください。

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