関先生にお悩み相談 【25】模試をやる時間がなかなか取れなくても大丈夫ですか?

TOEIC® L&R TEST の勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST 990点満点を持つ関正生先生が解決します!

本日のお悩み
英語が全然できない社会人です。600点を目指して、現在は英単語と文法から鍛え直していますが、模試形式の問題に触れる時間があまり取れておらず不安に感じています。大丈夫でしょうか?
(男性 40代前半 会社員 TOEIC® L&R TEST 未受験)

関先生からのアドバイス
はじめのうちは模試に取り組めなくても大丈夫です!しっかり基礎固めをしましょう!

◆模試を解き始めるのは400~500 点取れるようになってから
TOEIC® L&R TEST の学習を始めたばかりのときは、模試形式の問題に取り組む時間が取れないのも仕方のないことです。はじめから模試をやることにこだわるのではなく、単語や文法といった基礎をしっかり身につけることに注力しましょう
確かな英語力をつけておけば、後々スコアも伸びてきます。実は、基礎を身につけないまま模試ばかりをやってしまうために、スコアが伸びない人は多いです。

では、どのくらい基礎的な学習をしてから模試に取り組むべきかですが、これは人にもよりますが、スコアでいうと400~500点以上取れるようになってからが目安です。
400~500点というと、だいたい試験全体の半分くらいを理解できている状態。半分といってもキツイところはあるかと思いますが、それ以下しか理解できていない状態だと、ほぼわからない問題に2時間という時間を割いていることになるので、効率的とは言えません。

また、ある程度単語や文法が理解できるようになったあと、「いよいよ模試を解いていこう」という段階になったときは、週に1~2回分の頻度・量で取り組むとよいでしょう
模試は、スポーツでいう「練習試合」の位置づけです。スポーツの練習試合は毎日するわけではありませんよね。TOEIC® L&R TESTもそれと同じで、普段は基礎的な学習を繰り返し、ときどき調整のために模試を解くイメージで学習してください。

◆単語と文法の基礎固めをあせらずしっかりと!
質問者の方は、単語と文法から取り組んでいるということですが、これはとてもよいことですね。よく「リスニングのほうが点を取りやすいから、先に取り組むべき」と言われることがありますが、まず単語や文法という基礎が身についていないと、そもそも英語を聞き取れません。今取り組んでいる単語と文法の学習である程度の基礎を身につけてから、模試を積極的に活用していきましょう。

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