関先生にお悩み相談 【63】自宅での「ながら勉強」や、出先での「スキマ時間学習」のコツを教えてください!

TOEIC® L&R TESTの勉強中に直面する、皆様からのあらゆる疑問やお悩みを「スタディサプリENGLISH TOEIC® L&R TEST対策コース」の人気講師でTOEIC® L&R TEST990点満点を持つ関正生先生が解決します!

関先生からの応援メッセージ  2020
新年はいろいろなことへのモチベーションが上がりますよね。今の“いいハイテンション”を利用して、今月はいつもの25%増しで学習してみましょう。普段、1時間学習している人は、15分増しの1時間15分がんばってみてください。一気に“勉強の貯金”を作れますよ!

本日のお悩み
日々仕事で忙しく、なかなかTOEIC® L&R TESTの学習時間を捻出できません。自宅でお風呂に入っているときや歯磨き中でもできる「ながら勉強」のコツはありますか? また、移動中など、外出時のスキマ時間を活用した英語学習のポイントも教えてください。
(男性 30代前半 会社員 TOEIC® L&R TEST750点)

関先生からのアドバイス
自宅では気軽に「ながら」リスニング、外出先ではスマートフォンを見たくなるタイミングで学習してみましょう

◆「ながら」リスニングは「10分のうち1分真剣に聞く」でOK
まず、自宅での「ながら勉強」には、手離しでできるリスニングがおすすめです。質問者の方がおっしゃっているお風呂や歯磨きの最中以外にも、食事中や朝の支度中、家事をされる方はその間にもやってみてください。ちなみに、僕も日常的に「ながら勉強」をしていますよ。

具体的には、オーディオブックなど、気軽に聞けるコンテンツを流すのがよいでしょう。全部をしっかり聞き取ろうとしたり、シャドーイングしたりする必要はありません。例えば、お風呂に10分間入り、その間にオーディオブックを流すとしたら、「そのうちの1分間だけしっかり聞く」というイメージでOKです。それでも、1分間はリスニング学習をしたことになりますからね。

ただ、残念ながら、「ながら勉強」だけでTOEIC® L&R TESTのスコアを上げることは、ほぼ不可能です。TOEIC® L&R TEST対策に特化した学習時間は、「ながら勉強」以外に必ず確保すること。あくまで「まったく学習しないよりは、『ながら勉強』をしたほうがよい」くらいの心づもりで取り組んでくださいね

◆スマホで暇つぶしをしているスキマ時間を英語学習に充てよう
移動中や待ち時間など、外出時のスキマ時間でTOEIC® L&R TEST対策の学習をすることも十分可能です。
「スキマ時間学習」のコツは、スマートフォンで暇つぶしをする時間を、英語学習に充てること。電車やバスでの移動時間、駅での待ち時間、エレベーターの中、レジを待つ列に並んでいる間など、ついスマホでSNSや動画サイトを見てしまうタイミングで、代わりに「スタディサプリENGLISH」のアプリを開くよう意識してみてはいかがでしょうか。

もし、「スマホを手に取ると、どうしてもほかのアプリを開いてしまう」という場合は、アナログの教材に頼るのも手です。書籍の単語帳などを活用してみてください。
ただ、息抜きの時間でもあるスキマ時間をすべて英語学習に充てていると、ノイローゼ気味になってしまうかもしれません。ですから、「スマホを取り出したくなるタイミングの半分くらいは英語学習をする」というくらいがちょうどよいですね。

スキマ時間の学習は細切れではありますが、積み重ねればかなりの学習量になります。1回のスキマ時間学習がわずか1分でも、1日で30回=30分は学習時間を確保できると思いますよ

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